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お掃除機能付きエアコンにカビ?掃除を自分でできず12,500円でプロに頼んだ体験談

お掃除機能付きエアコンにカビ?掃除を自分でできず12,500円でプロに頼んだ体験談

「お掃除機能付きのエアコンなら、お手入れも楽そう」

2020年に初めてお掃除機能付きエアコンを買ったとき、私はそう思っていました。わが家で使っているのは日立の「白くまくん」RAS-X56K2S(W)です。

ところが使い始めて4年ほどたった2024年ごろ、吹き出し口の奥にカビのような黒い汚れがあることに気づきました。体調を崩したわけではありませんが、なんとなく空気がカビっぽく感じて気になります。自分で掃除しようと手の届くところは拭いてみたものの、奥には回転する部品もあり、壊しそうで途中で断念しました。

そこで2025年5月、くらしのマーケットでエアコンクリーニングを依頼。「5月早割キャンペーン」で暑くなる前に安く頼めたのもきっかけでした。実際に支払ったのは、エアコンクリーニング7,000円+お掃除機能付き5,500円=合計12,500円です。

この記事では、お掃除機能付きエアコンを約5年使って初めてプロに頼んだ体験、自分で掃除を諦めた理由、かかった料金、その後エアコンの使い方をどう変えたのかを書きます。

わが家のエアコンは日立「白くまくん」

日立の白くまくん(RAS-X56K2S)を正面から見たところ

  • メーカー:日立
  • シリーズ:白くまくん Xシリーズ
  • 型式:RAS-X56K2S(W)
  • 製造年:2020年
  • 購入時期:2020年6月ごろ

室内機の型番ラベル。「型式 RAS-X56K2S(W)」「製造年 2020」と書かれている

2020年、コロナ禍で家にいる時間が長くなったころ、わが家はエアコンを買い替えました。1人10万円の特別定額給付金もあり、「家にいる時間も長くなりそうだし、せっかくなら少しいいものを」と、張り切って家電量販店へ行ったのを覚えています。

そこで選んだのが、初めてのお掃除機能付きエアコン、日立の「白くまくん」RAS-X56K2S(W)でした。

参考:総務省「特別定額給付金(新型コロナウイルス感染症緊急経済対策関連)」(1人あたり10万円、令和2年/2020年)

使い始めて4年ほどで、内部のカビのような汚れが気になった

2024年ごろには、エアコンの中が汚れていることに何となく気づいていました。吹き出し口の奥を見ると、黒い汚れがあります。

「これ、カビなのかな……」

そう思いながらも、冬はそのまま暖房を使っていました。病気になったり体調を崩したりしたわけではありません。ただ、なんとなく空気がカビっぽく感じて、一度気になり始めると、エアコンをつけるたびに「このまま使って大丈夫かな」と思うようになりました。

運転して吹き出し口(ルーバー)が開いた状態のエアコン

まずは自分で掃除してみることにしました。エアコンを運転すると吹き出し口が開くので、そこから手の届く範囲を拭いてみます。でも、できたのは本当に手前だけでした。

吹き出し口の奥をのぞいたところ。手が届くのは手前だけで、奥には回転する部品がある

奥を見ると回転する部品もあり、どう開ければいいのかも分かりません。「これ以上やったら壊すかも」と怖くなりました。動いている部分に触れるのは危ないですし、知識のない私が無理に分解するのはやめようと思い、断念しました。

※ここに書いたのは私が当時試したときの体験です。運転中のエアコン内部や動いている部分に触れることをおすすめするものではありません。

※この記事の写真は、いずれもクリーニング後に撮影したものです。当時の黒い汚れが写った写真は撮っていませんでした。

「自分でできないなら、業者さんに頼むしかない」。そう考えるようになりました。

くらしのマーケットで業者さんを探して依頼した

エアコンクリーニングをしてくれる業者さんは、くらしのマーケットで探しました。料金や口コミを見ながら、条件の合った業者さんにお願いすることに。作業日は2025年5月25日です。

「5月早割キャンペーン」の表示があり、暑くなる前に安く頼めそうだと思ったのも申し込みの後押しになりました。

※この記事に書いているのは、2025年5月に私が依頼したときの内容です。料金・キャンペーン・対応してくれるスタッフや作業の範囲は、時期によって変わることがあります。最新の情報は、依頼するときにご自身で確認してください。

  • エアコンクリーニング(1台):7,000円
  • お掃除機能付きオプション:5,500円
  • 合計:12,500円

お掃除機能付きエアコンだったため、基本料金とは別に5,500円のオプションがかかりました。

※この12,500円は2025年5月に私が依頼したときの料金です。料金やサービス内容は、依頼する店舗・機種・時期によって変わります。

クリーニングで出てきた真っ黒な水にびっくり

残念ながら、当日の写真は撮っていませんでした。まさか後からブログに書くとは思っていなかったんです。細かな手順も、今となってはすべて覚えているわけではありません。

覚えているのは、エアコンの周囲をビニールのようなものでしっかり養生していたこと。そして、洗浄剤の入った水を吹きかけて汚れを浮かせ、そのあときれいな水で洗い流していた、という流れだったと思います。

そして今でも強烈に覚えているのが、洗浄後の水です。バケツにたまった水が、真っ黒でした。

「こんなに汚れてたんだ!」とびっくりしました。

もちろん、あの黒い水に何がどのくらい含まれていたのか、室内にカビがどの程度飛んでいたのかは、私には分かりません。それでも、目の前の真っ黒な水を見て「自分で無理をせず、プロにお願いしてよかった」と思いました。

クリーニング後は暖房1時間、そのあと除湿1時間

クリーニング後のことは、当時のメモが残っていました。この日の予約は18時30分。作業が何時に始まり、どのくらいかかったかは覚えていませんが、メモには、

  • 暖房 7:15〜8:15
  • 除湿 8:15〜9:15

と書いてあります(夕方の予約だったので、夜の7時すぎから運転したときのメモだと思います)。

当時の手書きメモ。「暖房1h → 7:15〜8:15」「除湿1h → 8:15〜9:15」と書いてある

業者さんから「クリーニング後は暖房を1時間、そのあと除湿を1時間運転して」と教わり、そのとおりにしました。

※これは今回わが家のエアコンで教わった方法です。すべてのエアコンやクリーニング方法に共通するとは限らないので、作業後の運転は実際に依頼した業者さんの説明に従ってください。

カビ対策の機能をOFFにしていたことを思い出した

わが家の白くまくんには、「カビバスター」と「カビ見張り」というカビ対策の機能があります。買った当初は両方ONにしていたと思います。名前からして「これを設定しておけばカビは発生しないだろう」と、かなり安心していました。

ところが夏になると、エアコンを使っていないときにも自動で動いていることが何度もありました。「消したはずなのに、また動いている」「こんなにしょっちゅう動いていたら、電気代もかかるんじゃない?」。それが気になって、両方の機能をOFFにしました。そして夏が過ぎても設定を戻すのを忘れ、そのまま次の年を迎えてしまいました。

あとで内部の黒い汚れを見つけたときには、「カビ対策の機能をOFFにしたまま使っていたことも、関係していたのかな……」と思いました。ただし、これはあくまで私の推測です。OFFにしたことが今回の汚れの原因だったと確認できたわけではありません。

今回あらためて取扱説明書を読んでみると、「カビバスター」と「カビ見張り」は別の機能だと分かりました。

  • カビバスター:設定しておくと、運転停止後や停止中に、室内機内部の乾燥やイオンの充満などを自動で行い、内部のカビを抑制するための機能です。
  • カビ見張り:停止中に部屋の温度や湿度を見張り、カビが発生しやすい条件を検知すると、自動で「カラッと除湿」を運転する機能です。

カビバスターの動作中は、部屋の温度や湿度が少し上がったり、吹き出し口から微量のオゾンのニオイがしたりすることがあるそうです(取扱説明書には「ごくわずかで健康に支障はない」と書かれています)。「消したのにまた動いている」「ときどきニオイがする」と感じていたのは、この動作だったのかもしれません。

そして取扱説明書には、カビバスターを設定していても、すでに発生したカビを除去したり殺菌したりすることはできない、とも書かれていました。

以前の私は、冷房を止めたあとにエアコンが動いていると「消したのに、まだ動いてる」と思って、途中で停止させてしまうこともありました。でも今は、運転を停止したあとでもお手入れのために自動で動くことがあると分かったので、むやみに止めないようにしています。

「お掃除機能付きなんだから、全部エアコンに任せておけばいい」でもなく、「電気代がもったいなさそうだから、自動機能は止めてしまおう」でもない。どんな目的で動いている機能なのかを知ったうえで使うことが大切だったんだな、と今は思っています。名前だけで安心せず、もう少し早く取扱説明書を読んで、ときどき内部の状態も確認しておけばよかったです。

参考:日立「ルームエアコン 取扱説明書」(RAS-X56K2S ほか対応・PDF)。カビバスターはP.32〜33、カビ見張りはP.33に載っています(説明書が改訂されている場合があるので、お使いの機種のものでご確認ください)。

業者さんの「次に買うならお掃除機能なし」という話も印象に残った

クリーニングのとき、業者さんから聞いた話でもうひとつ印象に残っていることがあります。当時のメモには「お掃除機能なし」「プラズマクラスター付き」「ナノイー」と書いてありました。次にエアコンを選ぶときの参考にと、聞いたことをメモしておいたものだと思います。

特に印象に残っているのは「お掃除機能なし」というところです。「せっかく買うならお掃除機能付きの方が便利」と思っていたので、エアコンクリーニングをしている業者さんからその話を聞いたのは意外でした。

ただし、これはあくまで今回来てくださった業者さんとの会話です。「お掃除機能なしの方がいい」と一般的に言えるわけではありませんし、私自身も今回の経験だけで「お掃除機能付きは買わない方がいい」と思ったわけではありません。自動でフィルターを掃除してくれるなど、便利なところもあります。

でも、実際に約5年使ってみて、お掃除機能付きでも内部の汚れが気になることがあること、自分では掃除しにくい部分があること、プロに頼むと追加料金がかかる場合があることを知りました。次に買い替えるときは「お掃除機能付きだから便利そう」というだけで決めず、普段のお手入れのしやすさや、プロにクリーニングを頼んだ場合の料金も考えて選びたいと思っています。

12,500円かかったけれど、頼んでよかった

クリーニング後にエアコンの中を見ると、気になっていた汚れがなくなり、とてもきれいになっていました。

かかった費用は12,500円。決して安い金額ではありませんが、自分で分解して壊してしまう心配をしながら掃除することを考えると、私はプロにお願いしてよかったと思っています。今回やってみて、手の届く範囲と、自分では難しい範囲があることも分かりました。

エアコンクリーニングを頼めるサービスは、くらしのマーケットのほかにもあります。これから依頼する場合は、料金だけでなく、

  • お掃除機能付きエアコンに対応しているか
  • お掃除機能付きの追加料金はいくらか
  • どこまで分解して洗ってもらえるか
  • 作業後の運転(暖房→除湿など)の説明があるか

なども確認しておくと安心です。

まとめ|お掃除機能付きでも、ときどき中を確認しよう

初めてお掃除機能付きエアコンを買った2020年、私は「これでお手入れも楽になりそう」と思っていました。

ところが約4年で、吹き出し口の奥にカビのような黒い汚れが。自分で掃除しようとしても手が届くのは手前だけ。奥は壊しそうで怖くなり、2025年5月にプロへお願いしました。かかった費用は12,500円。洗浄後の真っ黒な水には驚きましたが、頼んでよかったと思っています。

このことをきっかけに取扱説明書を読み直し、「カビバスター」や「カビ見張り」など自動で動く機能についても確認しました。以前はエアコンを止めたあとに動き出すと止めてしまうこともありましたが、今は何のために動いているのかを確かめて、むやみに止めないようにしています。

もちろん、こうした機能を使っていれば絶対に汚れない、ということではありません。「お掃除機能付きだから、何もしなくても大丈夫」と思い込まないこと。これからはときどき自分でも中を確認して、できる範囲のお手入れは自分でする。また自分では難しいほど汚れが気になったら、無理に分解せずプロにお願いしようと思っています。

自分でできることは自分で。難しいところはプロに任せる。わが家には、それくらいがちょうどよさそうです。